北秋田市議会 > 2020-09-10 >
09月10日-01号

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  1. 北秋田市議会 2020-09-10
    09月10日-01号


    取得元: 北秋田市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-03
    令和 2年  9月 定例会       令和2年 北秋田市議会9月定例会会議録                        (令和2年9月10日)第1日目 令和2年9月10日、北秋田市議会定例会は、北秋田市議会議事堂に招集された。1、出席議員は、次のとおりである。     1番  山田博康         2番  三浦倫美     3番  小笠原 寿        4番  虻川 敬     5番  杉渕一弘         6番  佐藤光子     7番  福岡由巳         8番  久留嶋範子     9番  武田浩人        10番  佐藤文信    11番  松尾秀一        12番  大森光信    13番  長崎克彦        14番  板垣 淳    15番  関口正則        16番  堀部 壽    17番  佐藤重光        18番  中嶋洋子    19番  松橋 隆        20番  黒澤芳彦2、欠席議員は、次のとおりである。    なし3、地方自治法第121条の規定により、会議事件説明のため出席した者は、次のとおりである。 市長       津谷永光   副市長      虻川広見 教育長      佐藤昭洋   総務部長     河田浩文 財務部長     佐藤 進   市民生活部長   小松正彦 健康福祉部長   石崎賢一   産業部長     金澤聡志 産業部政策監   米澤田茂   建設部長水道局長 浅村武則 教育次長     小笠原吉明  会計管理者    小坂竜也 消防長      長岐篤市   総務課長     松橋みどり 総合政策課長   三沢 聡   財政課長     佐藤栄作 市民課長     小笠原 武  福祉課長     小笠原 隆 高齢福祉課長   宮腰正樹   農林課長     福田公人 都市計画課長   高橋将樹   教委総務課長   金田浩樹 建設課長     金澤 誠   代表監査委員   中川真一4、職務により議場に出席した事務局職員は、次のとおりである。 事務局長     佐藤 誠   次長       佐藤敏文 副主幹      野呂康一5、会議事件は、次のとおりである。       令和2年 北秋田市議会9月定例会議事日程                               (第1)      開会      開議      議長の諸報告(文書) 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 市長の行政報告      (議案等の上程) 日程第4 議案第89号 北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について 日程第5 議案第90号 北秋田市景観条例の制定について 日程第6 議案第91号 令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第7号) 日程第7 議案第92号 令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号) 日程第8 議案第93号 令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第9 議案第94号 令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号) 日程第10 議案第95号 令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第96号 令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号) 日程第12 議案第97号 市道路線の廃止について(小ヶ田~川口線外2路線) 日程第13 議案第98号 市道路線の認定について(佐助岱~川口線外2路線) 日程第14 報告第5号 令和元年度北秋田市決算に係る健全化判断比率について 日程第15 報告第6号 令和元年度北秋田市決算に係る資金不足比率について 日程第16 報告第7号 北秋田市が出資する法人の経営状況について 日程第17 報告第8号 令和元年度北秋田市継続費精算報告書 日程第18 報告第9号 令和元年度北秋田市水道事業会計継続費精算報告書 日程第19 認定第1号 令和元年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第20 認定第2号 令和元年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第21 認定第3号 令和元年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第22 認定第4号 令和元年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第23 認定第5号 令和元年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第24 認定第6号 令和元年度北秋田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第25 認定第7号 令和元年度北秋田市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第26 認定第8号 令和元年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第27 認定第9号 令和元年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第28 認定第10号 令和元年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第29 認定第11号 令和元年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第30 認定第12号 令和元年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第31 認定第13号 令和元年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第32 認定第14号 令和元年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第33 認定第15号 令和元年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第34 認定第16号 令和元年度北秋田市七日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第35 認定第17号 令和元年度北秋田市米内沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第36 認定第18号 令和元年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第37 認定第19号 令和元年度北秋田市阿仁合財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第38 認定第20号 令和元年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第39 認定第21号 令和元年度北秋田市病院事業会計決算の認定について 日程第40 認定第22号 令和元年度北秋田市水道事業会計決算の認定について 日程第41 認定第23号 令和元年度北秋田市周辺衛生施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について ○議長(黒澤芳彦)  おはようございます。 これより令和2年北秋田市議会9月定例会を開会いたします。   (開会)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  ただいまの出席議員が定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。   (開議)                    (10時00分) ○議長(黒澤芳彦)  議長の諸報告及び地方自治法第121条の規定に基づく出席者については、お手元に文書で配付しておりますので、ご了承願います。 ○議長(黒澤芳彦)  それでは、日程順に進めてまいります。 日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、8番 久留嶋範子議員、9番 武田 浩人議員、10番 佐藤 文信議員の3議員を指名いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第2「会期の決定」を議題といたします。 議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) おはようございます。 令和2年北秋田市議会9月定例会に当たりまして、去る8月31日と9月2日に議会運営委員会を開催いたしましたので、その経過と結果についてご報告いたします。 最初に、本定例会の会期でございますが、当局より提案された議案件数は、条例案2件、補正予算案6件、単行議案2件、報告5件、認定23件の合計38件でありました。当局より総務部長、総務課長の出席を求め、提出議案について概要説明を受けております。なお、本定例会には陳情、請願はありませんでした。 協議の結果、会期を本日から10月8日までの29日間としております。会期の日程については、お手元に配付の日割(案)のとおりでございます。 一般質問は、9月2日午前10時で締め切ったところ、7名からの通告があり、協議の結果、1日目が4名、2日目が3名ということにいたしました。 令和元年度の各会計決算については、本定例会で設置される予定の一般会計決算特別委員会並びに特別・企業会計決算特別委員会に付託し、それぞれ審査をお願いすることとしております。 クールビズの対応については、9月末までとしておりましたが、9月定例会最終日の10月8日までとすることにいたしました。 そして、本定例会でも、6月定例会と同様に、新型コロナウイルス感染症防止のため、議員及び説明員はマスクを着用し、発言も着用したままとするほか、議員席は隣の席との間の飛沫感染防止のための仕切りを設置しております。 説明員席もその対策を取る必要があることから、説明員席には、市長、副市長、教育長のほか、部長相当職以外は、議案に応じて課長の入替えを行います。ほかの説明員は別室で待機していただき、答弁が必要になった場合は、別室から議場に来ていただき、答弁することといたします。また、一般質問の際にも説明員席の人数を減らし、感染防止対策を取りたいと思いますので、ご了承願います。 議員、そして説明の皆様にはご不便をおかけいたしますが、議場内での感染防止に協力していただきますようお願い申し上げます。 傍聴席も同様に感染防止に努める必要があることから、席の間隔を空けて着席していただくほか、マスクを着用していただきます。 以上でございますが、議会運営につきましてはよろしくご協力のほどをお願い申し上げ、議会運営委員長の報告とさせていただきます。 ○議長(黒澤芳彦)  お諮りいたします。 本定例会の会期は、議会運営委員長の報告のとおり、本日から10月8日までの29日間とすることにご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、会期は本日から10月8日までの29日間と決定いたしました。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第3「市長の行政報告」を行います。 なお、行政報告はお手元に配付しておりますので、朗読を省略いたします。 ここで、当局員の説明員の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時06分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩以前に引き続き会議を再開いたします。   (再開)                    (10時08分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第4「議案第89号、北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」 日程第5「議案第90号、北秋田市景観条例の制定について」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) おはようございます。 それでは、議案第89号をご提案いたします。 議案第89号、北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について。 北秋田市営住宅条例の一部を改正する条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 南鷹巣団地の建て替えに伴い、所要の規定の整備を行うものである。 2枚目以降に条例改正案を掲載してございますが、新旧対照表でご説明いたしますので、新旧対照表、4分の2ページをお開き願います。 第1条でございますが、南鷹巣団地の市営住宅建て替えに伴いまして、木造平屋3戸建て1棟、4戸建て1棟の新築によって、南鷹巣団地に関わる別表第1の記載を表のとおり改め、鷹巣地区の合計を「250」から「257」に、北秋田市合計を「497」から「504」に改めるものです。 次のページをお開き願います。 また、第2条でございますが、既存の住宅、昭和51年度建設の4戸建て2棟、昭和52年度建設の住宅のうち4戸建て1棟、計12戸の用途を廃止し、南鷹巣団地に関わる別表第1を記載のとおり改め、鷹巣地区の合計を「257」から「245」」に、北秋田市合計を「504」から「492」に改めるものでございます。 以降のページに概要、位置図を添付してございます。 施行日ですが、第1条の規定は令和2年10月12日から、第2条の規定は令和2年11月1日からでございます。 以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 続きまして、議案第90号、北秋田市景観条例の制定についてご提案いたします。 議案第90号、北秋田市景観条例の制定について。 北秋田市景観条例を別紙のとおり制定するものとする。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 提案理由。 景観法の規定に基づき、景観計画の策定、行為の規則、その他手続について必要な事項を定めるとともに、北秋田市の景観形成に関する施策を推進するため、所要の規定を定めるものである。 次のページから条例案を掲載してございますが、議案資料で概要のほうをご説明いたしたいと思います。 資料のほうをご覧ください。 まず、今回ご提案いたしました北秋田市景観条例ですが、景観法の規定に沿って制定されるもので、現在ある伊勢堂岱遺跡景観条例と、条例の構成自体は大きな相違はございません。 続いて、1の策定の趣旨でございます。 景観法の規定に基づく景観計画の策定、行為の規制、その他の手続について、規制の範囲を伊勢堂岱遺跡周辺から市域全体に広げ、良好な景観の保全と形成を図ることを目的としてございます。 また、令和元年12月に国からユネスコ世界文化遺産候補「北海道・東北の縄文遺跡群」として推薦を受けた国指定史跡伊勢堂岱遺跡の登録推進の一助とするため定めるものでございます。 なお、策定の契機でございますが、平成30年に世界遺産保存活用協議会から、資産が所在する各市町において景観計画を策定することとし、特に遺跡周辺では景観重点区域とし、重点的かつ積極的に景観形成を図ることとの指示が発出されたことによります。 また、景観形成の詳細については、その多くを景観計画にて定めることとしていることから、その概要についてご説明いたします。 2の北秋田市景観計画(案)の概要についてでございます。 (1)景観計画区域でございます。 市内全域としております。その中で、景観形成重点地区、これは伊勢堂岱遺跡地区及び根子集落地区でございますが、地域特有の景観を有する地区など、特に良好な景観づくりを図る地区、景観形成重点地区を指定するものでございます。 こちらは、条例の第17条で指定について規定させていただいてございます。 (2)の色彩基準でございます。 景観形成重点地区以外、これにつきましては、秋田県届出行為でございます景観保全基準色彩ガイドラインで定めた色彩を適用することとしておりますが、この重点地区以外の地域につきましては、景観法や秋田県の条例で定める基準、こちらをそのまま適用するものでございます。 ②の景観形成重点地区でございます。 こちらは、外壁及び屋根の色について、明度、彩度とともに上限を定めまして、各数値内の色彩とすることとし、指定推奨色並びに基本色を定めております。それぞれ下段のほうに記載されているとおりでございます。 この重点地区の規制内容につきましては、既に地区説明会を開催いたしまして、その内容にご同意いただいております。 (3)行為の制限に関する事項といたしまして、市全域を、まちの景観エリア、さとの景観エリア、景観形成重点地区に分類いたしまして、次のページに各行為の類型及び制限の対象等をまとめてございます。 届出対象行為の一覧表ですが、この中で特に景観形成重点地区伊勢堂岱遺跡地区については、世界遺産登録を推進しております市町で統一した規制を設定し、足並みをそろえたものとなってございます。 なお、景観計画(案)においては、重点地区以外の景観色彩も列記してございまして、北秋田の豊かな景観を再認識していただく内容を盛り込んでおります。 また、景観計画については、この条例施行後、速やかに景観審議会を開催いたしまして、その承認の後に、本施行されることとなってございます。 附則といたしまして、条例施行日は令和3年4月1日、また、施行に伴いまして北秋田市伊勢堂岱遺跡景観条例は廃止され、経過措置といたしまして、廃止前の北秋田市伊勢堂岱遺跡景観条例に基づき定められた景観計画を北秋田市の景観計画とみなすなどとしております。 以上が、北秋田市景観条例の概要であります。 条例案2件につきまして、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  あらかじめ申し上げますが、今後上程する議案は所管の常任委員会に付託するものであります。したがいまして、質疑は細部にわたらぬよう大綱にとどめ、また自分の所属する委員会に付託される議案や、それに関連する部分についての質疑、また単純な質問や数字のみを求める質疑などは控えていただき、簡潔明瞭な質疑をしていただきたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いします。 これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。 2番、三浦 倫美議員。 ◆2番(三浦倫美)  議案90号について、2点質問いたします。 1点目は、今回廃止予定になっております伊勢堂岱遺跡景観条例は教育委員会の所管でありましたが、今回の北秋田市景観条例は建設課のほうで所管になるということで、その理由についてお聞きします。 もう1点は、今回この条例が制定された場合、現時点で市民の方々が大きく変更を求められる事例があるかお聞きいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則)  まず1点目、教育委員会から建設部のほうに所管が変わったことについてでございます。 これまで、現在あります伊勢堂岱遺跡景観条例、こちらは区域を限定した形としてございます。伊勢堂岱、それこそ遺跡の周辺に限ったものでございますけれども、今回市全域を対象としていることから、景観計画、景観法を所管してございます都市計画のほうで所管するというような形に変更してございます。 2点目、新たな規制でございますけれども、現時点でこの条例が施行されましたとしても、直ちに色彩ですとかそういうものを変えていただきたいというものではございません。通常の修繕とかそういう場合に、この景観法、景観条例の景観計画の趣旨に沿った形でお願いしたいということでございます。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認めます。 質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第89号、議案第90号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 これより当局の説明員の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時19分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩以前に引き続き会議を再開いたします。   (再開)                    (10時21分)
    ○議長(黒澤芳彦)  日程第6「議案第91号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げますので、補正予算書の1ページのほうをお願いいたします。 議案第91号、令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)。 令和2年度北秋田市一般会計補正予算(第7号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9億9,939万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ290億8,240万3,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表、歳入歳出予算補正」による。 債務負担行為の補正。 第2条、債務負担行為の追加は、「第2表、債務負担行為補正」による。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは最初に、債務負担行為の補正よりご説明申し上げますので、5ページのほうをお願いいたします。 第2表、債務負担行為の補正でございますが、今回2件の追加となっております。 1件目でございますけれども、ごみ収集運搬業務委託。 期間は、令和3年度から令和5年度までの3年間。限度額といたしましては、4億4,498万1,000円となってございます。 こちらは、鷹巣地区の家庭ごみと鷹巣地区の公共ごみ、森吉地区、家庭ごみ、公共ごみ、阿仁地区、家庭ごみ、公共ごみの収集運搬につきまして、現在の契約が今年度で終了することから、来年4月1日からの業務開始に当たり、今年度中に契約行為を予定していることから、債務負担行為を設定するものでございます。 2件目でございます。 米代流域衛生センター解体撤去事業でございますが、期間は、令和3年度から令和4年度。限度額といたしましては、6億957万9,000円となってございます。 こちらは、今年3月末をもって運転停止いたしました施設の解体工事につきまして、1件目同様、今年度内に契約行為を予定していることから、債務負担行為を設定するものでございます。 次に、歳入歳出予算をご説明申し上げますので、事項別明細書の5ページのほうをお願いいたします。 それでは、歳出のほうからご説明申し上げます。 中段の2款1項9目自治振興費の18節に、自治会館整備事業補助金防犯街灯設置補助金環境整備事業補助金といたしまして172万9,000円を計上いたしておりますが、いずれも自治会等からの要望に基づく追加分となってございます。 その下に、2款1項10目の地方交通対策費の18節、秋田内陸線感染症拡大防止対策事業費補助金といたしまして194万3,000円を計上いたしてございますが、こちらにつきましては、内陸線列車内の抗菌、喚起対策及び駅舎への衛生対策に要する経費として、国・県、仙北市、それから北秋田市が、それぞれ負担割合に基づき補助するものとなっております。 下から2つ目でございますが、2款1項14目の電算費には750万2,000円を計上いたしてございます。こちらは、新しい生活様式に対応し、リモート会議などウェブ会議に必要な環境を整備するもので、災害時の各庁舎間における緊急会議等にも対応できるよう、本庁舎や第2庁舎、各窓口センター等における無線LAN、いわゆるWi-Fi環境を整備するための工事費及びパソコンの購入費等となってございます。 次の2款1項20目緊急経済支援事業費でございますが、こちらには、新型コロナウイルス感染症拡大に係る緊急経済対策といたしまして、その第4弾、スーパープレミアム付応援チケット事業宿泊者半額応援事業の2事業に要する経費といたしまして5億9,677万1,000円を計上いたしております。 1点目でございますが、スーパープレミアム付き応援チケット事業につきましては、販売金額を1セット5,000円、プレミアム率50%のチケットを7万セット発行することにより、消費拡大に伴う地域経済の活性化を図るためのもので、使用期間につきましては、11月18日から来年、令和3年1月末までとなってございます。主な歳出といたしましては、6ページ上段の18節に5億2,500万円計上してございます。 2点目の宿泊者半額応援事業につきましては、北秋田市内の宿泊事業の継続に向けた誘客促進のために、北秋田市民並びに秋田県民を対象として宿泊料金の半額支援を行うもので、期間は12月1日から2月末まで、主な歳出といたしましては18節の4,976万6,000円となってございます。なお、この宿泊者半額応援事業の対象につきましては、新型コロナウイルスの感染状況に応じ、その範囲の拡大には臨機応変に対応したいと考えてございます。 次に、7ページのほうをお願いいたします。 3款2項2目の児童措置費の18節に、障害児保育事業費補助金といたしまして360万円計上しておりますが、こちらは、障害児等の受入れ保育園に対する補助となり、重度及び中度障害児各2名の追加認定に伴う補正となってございます。 次に、3款3項2目の生活保護費扶助費の22節に、過年度分返還金といたしまして6,721万7,000円を計上してございますが、こちらは生活保護費の国庫負担金、令和元年度精算に伴う返還金となるものでございます。 次のページをお願いいたします。 中段でございますが、6款2項2目の林業振興費12節に、森林・木材活用地域連携事業といたしまして210万3,000円を計上いたしておりますが、こちらは、森林環境譲与税事業といたしまして、北秋田市、秋田北鷹高校、秋田杉ネットワークたかのすの3者連携による市有林の木材活用の一環といたしまして実施する、来年度の小学校入学者等へプレゼントするための木製記念品の作成委託経費となっております。 次に、9ページの中段となりますが、8款4項1目の都市計画総務費18節に、北秋田市日沿道建設促進期成同盟会負担金といたしまして50万円計上してございます。こちらは、年内に鷹巣西道路のインターチェンジが開通する予定となっておりますので、その開通イベント実施の負担金となるものでございます。 続いて、ページめくっていただきまして、11ページのほうをお願いいたします。 1番下になりますが、13款2項1目の財政調整基金費、24節積立金に2億7,520万円を計上してございますが、こちらは、地方財政法の規定に基づき、令和元年度決算剰余金、こちらは5億5,039万8,260円となりますが、そちらの2分の1を法定積立てするもので、今回の補正により基金の残高は約36億4,700万円となるものでございます。 続きまして、次のページをお願いいたします。 歳出の最後となります。 13款2項9目の森林経営管理基金費の24節積立金、210万3,000円の減額でございますが、先ほどご説明申し上げました6款の林業振興費において、森林環境譲与税事業として210万3,000円を追加補正することから、その財源として組替えするものでございます。 続いて、歳入をご説明申し上げますが、歳出予算に計上しております各事業の特定財源につきましては、本予算説明資料として添付してございます特定財源説明資料に記載してございますので、そちらをご参照いただきたいと思います。 それでは、3ページのほうをお願いいたします。 歳入でございます。 上段、14款1項1目につきましては、説明欄の2段目の障害者自立支援医療費負担金から5番目の児童手当交付金までの4項目につきましては、全て過年度の精算に伴う追加交付となっておりますので、いずれも一般財源扱いとなるものでございます。 3ページの1番下にございます16款2項1目の1節に、立木売払収入1,390万3,000円を計上してございますが、こちらは、昨年度、農林課が施業いたしました市内3か所における市有林の間伐売払い収入となってございます。 次に、4ページのほうをお願いいたします。 上段の18款1項1目の国民健康保険特別会計繰入金及びその下の18款1項2目の介護保険特別会計繰入金につきましては、どちらも令和元年度精算に伴う繰入れとなってございますので、一般財源扱いとなるものでございます。 次に、19款1項1目の繰越金でございます。こちらに4億9,109万円を計上してございますが、令和元年度決算剰余金の法定積立分として財政調整基金に積立てする2億7,520万円と、当該補正の歳入歳出予算の調整財源の合計額を計上したものでございます。 次に、20款5項3目雑入でございますが、上から2つ目、過年度分病院事業会計負担金精算金7,885万3,000円でございますが、令和元年度に一般会計から病院事業会計に支出いたしました指定管理料に係る負担金精算に伴う返還金となってございます。 また、その2つ下の秋田内陸地域公共交通連携協議会負担金精算金の390万9,000円につきましては、連携協議会のアテンダント事業に係る昨年度の負担金精算に伴う返還金となってございます。 あと最後となりますが、22款1項1目の法人事業税交付金として1,689万1,000円を計上してございます。こちらの法人事業税交付金につきましては、平成28年度の税制改正により法人事業税の一部を都道府県から市町村に交付する制度として創設されたものでございますが、消費税率10%引上げ時の平成29年度から当初は交付予定としてございましたが、消費税引上げが令和元年10月に延期されたことに伴い、今年度から交付されることになったことから計上するものでございます。 以上が一般会計補正予算(第7号)の概要となりますので、よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  6ページの2款総務費の18、負担金及び補助金についてちょっとお尋ねさせてください。 宿泊者半額応援事業補助金、引き続きやっていただくということで大変ありがたいと思っているんですけれども、今回計上されました金額、約5,000万円近くでございますけれども、これは1回目の補助金との対比でどういう状況なのかということが第1点と、あとこの実施期間なんですけれども、12月1日から2月末、それは結構なんですけれども、その対象者として、一応前回と同じように県内と、コロナの状況等によって、拡大状況によって臨機応変に対応されるという説明でございますけれども、北東北に関しては、青森、岩手、山形等は、一応その圏域も入れた対応をしております。 僕自身、宿泊事業をする者として、同じ宿泊者でありながら、県内は半額、ほかの人は全然そういう助成がないというようなことについて、正直違和感を感じるということと、業者にしてみれば同じ宿泊者でございますので、やっぱりその辺もうちょっと配慮したほうがいいんじゃないかということと、あわせて、先ほどお聞きした、その臨機応変という、その記述が、どういうふうに考えておられるのかというのは、宿泊事業者にしては誘客に向けたPRというか、こういうものをやっているという情報発信の関係もありますので、やっぱりその辺ある程度そういう余裕を持った形での配慮というものができないのかということについてお聞きさせてください。 次は、スーパープレミアム付き応援チケット事業、これも当市の場合はほかの町村に比べても非常にプレミア率が高くて、大変すばらしい制度だと思うんですけれども、同じくやっぱり今回のこの計上が5億2,500万円ということですけれども、第1弾との比較においてどの程度なのかということと、もう既にまず第1弾については終わっておられますので、その状況、7万セットの発売だということですけれども、1世帯当たりの利用枚数は前回と同じなのかということをまず1つ聞きたいということ。 それとあわせて、このプレミア事業というのは大変ありがたいんですけれども、広く市内の事業者にとっては大変ありがたいんですけれども、利用する側にとっては、低所得者というのはあまり利用できないというか、そういう状況だということを当局としてどういうふうに分析しておられるのか。そういう人方に対する配慮というのは考えられなかったのか。 この点についてのご見解をいただきたいと思います。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(米澤田茂)  ただいまの山田議員の質問に対してお答えをしてまいりたいと思います。 まず、宿泊半額事業のほうの実績の関係でありますが、今回の宿泊応援事業については、約1万1,000人を超える方々の宿泊のご利用がございました。そのうち、今回の宿泊半額のプランを利用していただいた方が約4,500人、大体プランの利用率は、約4割の方々がプランをご活用いただいてございます。 昨年度の同期と比較いたしますと、若干昨年度よりは利用が落ち込んでいる現状ではございますが、今回のコロナ禍において、それほど大きな落ち込みを見せず、大体95%ぐらいの利用率でございますので、このコロナ禍の中にあってはそれなりの効果を発揮できたものというふうに考えてございます。 また、2つ目の今回実施する宿泊者半額応援事業の対象範囲、どの段階で決定するかというお話がございましたが、計画としてはまず県内というふうな形で考えてございますが、先般の知事の発言等もございますし、また、この後、各宿泊事業者の方々から今回の事業の状況といいますか、そういったことを確認しながら、次回の対象範囲については事業者の方々ともご相談して決めてまいりたいというふうに考えてございます。 それから、プレミアム付き応援チケット事業のほうでありますが、第1弾といたしましては、購入率として全世帯で約45%の方々にご購入をいただいてございます。そして、チケットの販売の額面といたしましては4億1,614万5,000円。これだけのまずは経済効果といいますか、そのお金が、短期間ではありましたが動いたというふうな形でございます。平均購入のセット数といたしましては約4.5セットの購入がございましたので、多くの方々にチケットをご利用いただけたものというふうに考えてございます。 それから、今回ご提案させていただいておりますプレミアム付き応援チケットのほうでありますが、1セットの利用枚数は基本的には同じと考えていただいてよろしいんですが、1セットを5,000円としてございます。そして、1世帯10セットまで、前回は1セット1万円を5セットまでの5万円分ということでありましたが、今回は1セットを5,000円として10セットまで購入いただけるように計画してございます。 それについては、3つ目の質問の回答というふうになりますけれども、少しでも多くの方々がお買い求めやすい価格設定がいいじゃないかということで、先般の議会でもご意見もいただいておりましたので、その関係で1セット1万円というものを5,000円というふうな形で今回計画をさせていただいております。 よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。 1番 山田 博康議員。 ◆1番(山田博康)  今説明いただきましたけれども、僕がやっぱりひとつ検討していただきたいなと思いますのは、プレミアム商品券なんですけれども、額としては全然問題ないわけですけれども、今の答弁で、購入世帯率が45%、半分以下なんです。さっきの質問にも僕話しているんですけれども、今回1万円のものが5,000円になったということ、これはまず割と所得の低い人方でも買えるということの配慮で非常にいいなと思うんですけれども、実際その低所得という言い方は変ですけれども、所得の低い階層の人方の利用が非常に少ない。やっぱりそれに対する、こういうコロナ禍の事情なもんですから、事業者に対するあれというのは十分しているわけですけれども、一般市民に対する配慮、市町村によっては全世帯にも一律、例えば1万円とか、商品券で配るとか、そういう対応をしている町村もあるわけです。 だから、本市においても、例えばその所得階層という言い方がいいのかどうか、その低い人方で、まず前回購入できなかった人方に対して、例えば5,000円なら5,000円の一律配布だとか、そういうことはやっぱりこの計画の段階で議題というか、検討にはならなかったのかについてちょっとご答弁いただけませんか。 ○議長(黒澤芳彦)  当局の答弁を求めます。 市長。 ◎市長(津谷永光)  産業部政策監から答弁させます。 ○議長(黒澤芳彦)  産業部政策監。 ◎産業部政策監(米澤田茂)  ただいまのご質問でありますが、今回のといいますか、このスーパープレミアム付き応援チケット、基本的には、短期間でまずは経済を回復させるということが第1の目的でございました。 それで、第1回目を実施させていただきましたが、これは反省点になろうかと思いますが、第1回目は商店の募集、そういった事業者の方々の募集と、それから購入する方々の応募、これを並行して行ってしまったために、なかなか当初から購入したいというふうな方々の数が少なくて、追加購入もしていただいての実績という形になりましたが、今回は、前回でいろんな方々、444の事業者の方々にご登録をいただいてございますので、その方々には早めに、どういった状況であったかのアンケートも踏まえて、この後の意向も確認させていただきながら進めることができますので、第2回、今回の分については、先ほど産業部長のほうからもお話がありましたとおり、利用期間も前回よりも延長してございますし、また、そういった利用できるお店も早いうちに皆様にお知らせして検討いただけるというふうな形で、利用者の方々にも今まで以上に、前回のやつよりは使いやすい、そして価格を5,000円という形で、いろいろ自分の状況に合わせてご購入いただけるような形とさせていただいたものでございます。 よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ほかに質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第91号は、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 これより当局の説明員席の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (10時49分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩以前に引き続き会議を再開いたします。   (再開)                    (10時50分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第7「議案第92号、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) おはようございます。 予算書の6ページとなります。 ご提案申し上げます。 議案第92号、令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)。 令和2年度北秋田市国民健康保険特別会計補正予算(第3号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ113万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ33億2,834万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表、歳入歳出予算補正」による。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容につきましては、事項別明細書18ページをお開き願います。 歳出、7款2項2目27節繰越金でございます。令和元年度一般会計からの事務費繰入金の精算分について、一般会計へ返還するものとなります。 前のページをお開き願います。 歳入、7款1項1目1節繰越金、この返還金について、前年度の繰越金を充当するものでございます。 以上、ご提案申し上げます。よろしくご審議くださいますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第92号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第8「議案第93号、令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号)」 日程第9「議案第94号、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) おはようございます。 それでは、ご提案申し上げます。 議案第93号、令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号)。 令和2年度北秋田市介護保険特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億4,583万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ57億2,126万9,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表、歳入歳出予算補正」による。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内容につきましては、事項別明細書でご説明いたします。 23ページをお願いいたします。 歳出からご説明いたします。 3款2項1目賦課徴収費については、令和2年度の消費税改定により、減額措置のお知らせのパンフレットを作成いたしましたが、国庫補助対象外であるとの通知を受け、一般会計への事務繰入金へ組替えするものでございます。 4款1項1目介護保険財政調整基金積立金ですが、令和元年度介護給付費地域支援事業費の事業確定に伴い、残額を基金に積み立てるものです。基金残高としては、令和元年度末残高が4億7,257万円ほどでした。これに今回の積立金を足しますと5億6,607万円ほどになりますが、今年度は7,188万円の取崩しをみていることから、4億9,419万円ほどの見込みとなってございます。 次に、5款1項2目償還金の22節償還金利子及び割引料ですが、令和元年度介護給付費地域支援事業費の事業確定により、国庫・県負担金支払い基金の充当額を令和2年度に繰り越して返還するもので、内訳といたしましては、国庫へ1,966万7,000円、県へ167万3,000円、支払い基金へは376万9,000円となってございます。 5款2項1目一般会計繰出金ですが、これも一般会計への返還金で2,715万2,000円を計上してございます。 次に、前ページ、21ページをお願いいたします。 歳入をご説明いたします。 3款2項2目地域支援事業交付金165万7,000円、それから4款1項支払基金交付金914万6,000円、5款1項県負担金585万1,000円、5款3項県補助金82万8,000円については、いずれも令和元年度分の精算に伴う追加交付分でございます。 3款2項4目介護保険事業補助金32万1,000円の減ですが、歳出の賦課徴収費でご説明いたしました財源の組替え分でございます。 次のページをお願いいたします。 8款1項1目の事務費分の繰越金200万6,000円と、介護給付費等の繰越金1億2,627万1,000円となってございます。 以上が介護保険特別会計補正予算の説明でございます。 続きまして、予算書の12ページをお願いいたします。 議案第94号、令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)。 令和2年度北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 歳入歳出予算の補正。 第1条、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ53万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ4億1,562万8,000円と定める。 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表、歳入歳出予算補正」による。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳については、事項別明細書でご説明いたします。 29ページをお願いいたします。 歳出からでございます。 1款1項1目一般管理費の1節報酬、3節職員手当等ですが、53万6,000円の補正ですが、会計年度任用職員5名分の給料表の改定に伴う報酬と期末手当の増額分でございます。 前ページをお願いいたします。 4款1項1目一般会計繰入金より同額を繰入れするものでございます。 以上が北秋田市立阿仁診療所特別会計補正予算の説明でございます。 以上2件について、ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第93号、議案第94号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第10「議案第95号、令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 予算書の1ページをお願いいたします。 議案第95号、令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)。 総則。 第1条、令和2年度北秋田市病院事業会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出。 第2条、令和2年度北秋田市病院事業会計予算第3条に定めた収益的収入及び支出の予算額を次のとおり補正する。 第1款病院事業収益、既決予定額5億5,030万4,000円、補正予定額7,886万円、計6億2,916万4,000円。 第2項医業外収益5億5,030万2,000円、補正予定額7,886万円、計6億2,916万2,000円。 支出。 第1款病院事業費用、既決予定額8億4,944万7,000円、補正予定額7,886万円、計9億2,830万7,000円。 第2項医業外費用、既決予定額1億2,079万9,000円、補正予定額7,886万円、計1億9,965万9,000円。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 内訳につきましては、7ページをお願いいたします。 収益的収入、1款2項6目1節その他医業外収益7,886万円ですが、令和元年度指定管理料の返納金が7,885万3,000円。それから、地域療育医療拠点施設運営費補助金に係る消費税仕入れ控除税額相当分として7,000円を返納するものでございます。いずれも厚生連から市へ返納するものです。 次に、収益的支出の1款2項2目1節その他雑支出ですが、収益的収入と同額を計上してございます。 一般会計負担金精算金は、指定管理料の返納金を一般会計へ返納するものでございます。また、地域療育医療拠点施設運営費補助金は、市から県へ返納するものでございます。 以上が北秋田市病院事業会計補正予算の説明でございます。ご審議をよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第95号は、市民福祉常任委員会に付託いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第11「議案第96号、令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) それでは、ご提案いたします。 補正予算書の1ページをお開き願います。 議案第96号、令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)。 総則。 第1条、令和2年度北秋田市水道事業会計補正予算(第2号)は、次に定めるところによる。 収益的収入及び支出の補正。 第2条、令和2年度北秋田市水道事業会計予算(以下「予算」という。)第3条に定めた収益的支出の予定額を次のとおり補正する。 支出。 第1款水道事業費用、既決予定額9億1,222万3,000円、補正予定額88万6,000円の減、計9億1,133万7,000円。 第1項営業費用、既決予定額8億516万1,000円、補正予定額75万1,000円、計8億591万2,000円。 第2項営業外費用、既決予定額7,438万円、補正予定額163万7,000円の減、計7,274万3,000円。 資本的収入及び支出の補正。 第3条、予算第4条に定めた資本的支出の予定額を次のとおり補正し、本文括弧書き中、資本的収入額が資本的支出額に対し不足する額「9,106万2,000円」を「1億909万1,000円」に、消費税及び地方消費税資本的収支調整額「683万7,000円」を「847万6,000円」に、過年度分損益勘定留保資金「8,422万5,000円」を「1億61万5,000円」に改める。 支出。 第1款資本的支出、既決予定額3億9,800万3,500円、補正予定額1,802万9,000円、計4億1,606万4,000円。 第1項建設改良費、既決予定額7,519万9,000円、補正予定額1,802万9,000円、計9,322万8,000円。 議会の議決を経なければ流用することのできない経費の補正。 第4条、予算第7条に定めた経費の金額を次のように改める。 (1)職員給与費、既決予定額9,366万1,000円、補正予定額75万1,000円、計9,441万2,000円。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 事項別明細書でご説明いたしますので、補正予算書の10ページをお開き願います。 収益的収入及び支出。 1款1項2目配水及び給水費でございますが、これは職員人件費の補正でございます。 1款2項3目消費税及び地方消費税でございますが、これは本補正に伴う減額補正となってございます。 次のページの資本的収入及び支出でございます。 1款1項1目水道建設事業費、17節委託料でございますが、来年度以降計画されております橋梁補修、市道の橋梁補修でございますが、こちらに合わせまして、橋梁に添架されている水道管の補修を行う予定となってございます。その工事の設計を委託するものでございます。 38節工事請負費でございますが、戸鳥内地区の配水管敷設工事、これらの工事請負費を補正するものでございます。 以上が水道事業補正予算の概要であります。よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第96号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 これより当局の説明員席の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時11分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩以前に引き続き会議を再開いたします。   (再開)                    (11時11分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第12「議案第97号、市道路線の廃止について(小ヶ田~川口線外2路線)」 日程第13「議案第98号、市道路線の認定について(佐助岱~川口線外2路線)」の2件を一括議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 建設部長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) ご提案いたします。 議案第97号、市道路線の廃止について。 市道の路線を次のとおり廃止したいので、道路法第10条第3項において準用する同法第8条第2項の規定に基づき、議会の承認を求める。 廃止路線、別添調書のとおり。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 市道路線廃止調書でございます。 3路線ございまして、小ヶ田~川口線、佐助岱舘野線、蟹沢乗入線。いずれも鷹巣西道路の建設に伴い、路線の見直しを要するために廃止するものでございます。 次のページから、資料といたしまして廃止理由、廃止路線図等を添付してございます。 続きまして、議案第98号をご提案いたします。 議案第98号、市道路線の認定について。 市道の路線を次のとおり認定したいので、道路法第8条第2項の規定に基づき、議会の承認を求める。 認定路線、別添調書のとおり。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 次のページをお開き願います。 市道路線認定調書でございますが、こちら3路線ございます。 佐助岱~川口線ですが、鷹巣西道路の建設に伴い、議案第97号で廃止した佐助岱舘野線と小ヶ田~川口線を1つの路線として新たに認定するものでございます。 蟹沢5号線につきましては、鷹巣西道路の建設により、起点位置及び路線名を変更し、認定するものでございます。 滝ノ沢~薬師下線でございますが、国道285号の改良工事に伴いまして、旧道部分が秋田県から市に移管されることになったことから新たに認定するものでございます。 次のページから、資料といたしまして認定理由、認定路線図等を添付してございます。 以上2議案につきまして、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより本件に対する大綱質疑を行いますが、議案番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております議案第97号、議案第98号は、産業建設常任委員会に付託いたします。 これより当局の説明員席の移動のため、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (11時15分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩以前に引き続き会議を再開いたします。   (再開)                    (11時16分) ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第14「報告第5号、令和元年度北秋田市決算に係る健全化判断比率について」 日程第15「報告第6号、令和元年度北秋田市決算に係る資金不足比率について」の2件の報告を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、ご報告申し上げます。 報告第5号、令和元年度北秋田市決算に係る健全化判断比率について。 次のとおり、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定に基づき、令和元年度決算に係る健全化判断比率を監査委員の意見をつけて報告する。 健全化判断比率のうち、実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、黒字決算のため、どちらも赤字比率は生じておりません。 次に、実質公債費比率でございますが、10.9%で、昨年度と同じ比率のため増減はございません。 将来負担比率でございますが、こちらは74.2%で、昨年度より15.7ポイント上昇してございます。 しかし、いずれの比率も早期健全化基準を下回る状況となってございます。 なお、監査委員の意見につきましては別添のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 報告第6号、令和元年度北秋田市決算に係る資金不足比率について。 次のとおり、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定に基づき、令和元年度決算に係る資金不足比率を監査委員の意見をつけて報告する。 特別会計でございますが、対象となりますのは、北秋田市病院事業会計以下、北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計までの5特別会計となりますが、いずれの会計も資金不足額がなく、資金不足比率は生じてございません。 なお、監査委員の意見につきましては別添のとおりとなりますので、よろしくお願いいたします。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告第5号、報告第6号の2件は報告済みとして終了いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第16「報告第7号、北秋田市が出資する法人の経営状況について」の報告を求めます。 総務部長。 ◎総務部長(河田浩文) (総務部長 河田 浩文君登壇) 報告いたします。 報告第7号、北秋田市が出資する法人の経営状況について。 地方自治法第243条の3第2項の規定に基づき、次の法人について資料を付して報告する。 1、一般社団法人たかのす福祉公社。 2、マタギの里観光開発株式会社。 令和2年9月10日提出。北秋田市長、津谷 永光。 経営状況につきましては、添付しております各法人の令和元年度事業報告及び決算書と令和2年度事業計画及び予算書に記載のとおりとなっております。 以上で報告を終わります。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告第7号は報告済みとして終了いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第17「報告第8号、令和元年度北秋田市継続費精算報告書について」報告を求めます。 財務部長。 ◎財務部長(佐藤進) (財務部長 佐藤  進君登壇) それでは、ご報告申し上げます。 報告第8号、令和元年度北秋田市継続費精算報告書。 阿仁診療所特別会計の精算報告をいたします。 平成30年度、令和元年度の2か年事業として継続費の議決を受けました阿仁診療所改築事業について、全体計画の総額は3億1,024万2,000円に対し、実績額は3億669万4,620円となっております。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 以上、ご報告申し上げます。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告第8号は報告済みとして終了いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第18「報告第9号、令和元年度北秋田市水道事業会計継続費精算報告書について」報告を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) ご報告いたします。 報告第9号、令和元年度北秋田市水道事業会計継続費精算報告書。 平成30年度、令和元年度の2か年事業として継続費の議決を受けました新鷹巣浄水場建設事業につきまして、全体計画の総額12億397万7,000円に対しまして、実績額は11億8,159万5,500円でありました。 なお、財源内訳等につきましては報告書記載のとおりでございます。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 以上、ご報告いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で報告第9号は報告済みとして終了いたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ここで、代表監査委員の出席を求めておりますので、11時半まで休憩いたします。   (休憩)                    (11時24分) ○議長(黒澤芳彦)  再開いたします。   (再開)                    (11時29分) ○議長(黒澤芳彦)  日程を続けます。 日程第19「認定第1号、令和元年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について」 日程第20「認定第2号、令和元年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第21「認定第3号、令和元年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第22「認定第4号、令和元年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第23「認定第5号、令和元年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第24「認定第6号、令和元年度北秋田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第25「認定第7号、令和元年度北秋田市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第26「認定第8号、令和元年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第27「認定第9号、令和元年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第28「認定第10号、令和元年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第29「認定第11号、令和元年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第30「認定第12号、令和元年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第31「認定第13号、令和元年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第32「認定第14号、令和元年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第33「認定第15号、令和元年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第34「認定第16号、令和元年度北秋田市七日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第35「認定第17号、令和元年度北秋田市米内沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第36「認定第18号、令和元年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第37「認定第19号、令和元年度北秋田市阿仁合財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」 日程第38「認定第20号、令和元年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について」の20件を一括議題とします。 提案理由の説明を求めます。 会計管理者。 ◎会計管理者(小坂竜也) (会計管理者 小坂 竜也君登壇) それでは、令和元年度各会計の歳入歳出決算の認定について説明をさせていただきます。 認定第1号、令和元年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市一般会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第2号、令和元年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市国民健康保険特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第3号、令和元年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市国民健康保険合川診療所特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第4号、令和元年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市介護保険特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第5号、令和元年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第6号、令和元年度北秋田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第7号、令和元年度北秋田市下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市下水道事業特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第8号、令和元年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市特定地域生活排水処理事業特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第9号、令和元年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第10号、令和元年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市立阿仁診療所特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第11号、令和元年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市立米内沢診療所特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第12号、令和元年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市坊沢財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第13号、令和元年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市綴子財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第14号、令和元年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市栄財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第15号、令和元年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市沢口財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第16号、令和元年度北秋田市七日市財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市七日市財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第17号、令和元年度北秋田市米内沢財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市米内沢財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第18号、令和元年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市前田財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第19号、令和元年度北秋田市阿仁合財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市阿仁合財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 認定第20号、令和元年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 それでは、決算書に添付しております令和元年度北秋田市各会計歳入歳出決算の概要のほうをご覧願います。 1ページをお願いいたします。 この場では、認定第1号の一般会計についての概要説明をさせていただき、認定第2号以降につきましては、それぞれの概要をご覧いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 令和元年度一般会計の決算は、歳入総額244億1,995万9,606円に対しまして、歳出総額237億1,816万7,346円、差引残額7億179万2,260円となっております。なお、翌年度に繰り越すべき財源1億5,139万4,000円がありますので、実質収支は5億5,039万8,260円となってございます。 繰越明許費繰越額につきましては、農林水産業費から土木費までの6億9,638万4,000円となっております。その財源でありますが、未収入の特定財源であります国庫支出金及び市債5億4,499万円と、一般財源1億5,139万4,000円となっております。 歳入総額は、予算現額250億6,445万7,000円に比べ、6億4,449万7,394円の減となっております。この収入源の主なものは、14款国庫支出金4億3,223万8,511円、15款県支出金4,190万3,374円、21款市債2億180万円などであります。 収入未済額は5億3,036万8,838円で、その主なものは、1款市税1億2,600万9,221円、12款分担金及び負担金530万3,291円、13款使用料及び手数料1,737万5,880円などであります。1款市税の内訳についてでありますが、市民税2,787万3,160円、固定資産税9,524万1,838円、軽自動車税289万4,223円となっております。また、14款国庫支出金3億6,069万円につきましては、繰越明許事業となるものでございます。 不納欠損額は1,933万3,142円で、内訳は、1款市税のうち市民税が494万6,369円、固定資産税が1,384万2,173円、軽自動車税が54万4,600円となっております。 一方、歳出総額でありますが、予算現額250億6,445万7,000円に対し、支出済額が237億1,816万7,346円となっております。翌年度繰越額は6億9,638万4,000円、不用額は6億4,990万5,654円となっており、執行率は94.6%であります。 2ページをお願いいたします。 また、不用額の主な内訳でありますが、2款総務費5,476万625円、3款民生費2億2,259万6,854円、4款衛生費5,541万8,516円、6款農林水産業費3,896万8,693円、7款商工費1,630万5,102円、8款土木費6,058万2,028円、9款消防費1,826万5,091円、10款教育費9,194万9,537円、11款災害復旧費4,030万8,108円などでございます。 以下、認定第2号の北秋田市国民健康保険特別会計から認定第20号の北秋田市大阿仁財産区特別会計の概要につきましては、記載のとおりでありますので、ご確認のほどをよろしくお願いいたします。 以上が決算の概要でございます。よろしくご審議いただきまして、認定くださるようお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  日程を続けます。 日程第39「認定第21号、令和元年度北秋田市病院事業会計決算の認定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(石崎賢一) (健康福祉部長 石崎 賢一君登壇) それでは、ご提案申し上げます。 認定第21号、令和元年度北秋田市病院事業会計決算の認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和元年度北秋田市病院事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 病院事業会計決算報告書の3ページをお願いいたします。 令和元年度北秋田市病院事業決算の概要でございます。 北秋田市民病院については、指定管理により運営を行っており、稼働病床数は222床で、前年度同様となってございます。 会計につきましては、収益的収入の第1款事業収益予算額7億9,353万8,000円に対し、決算額7億9,341万5,001円で、12万2,999円の減となりました。内訳としては、第1項医業収益予算額1,000円に対し、決算額ゼロ円、第2項医業外収益予算額7億9,353万6,000円に対し、決算額7億9,341万5,001円、第3項特別利益予算額1,000円に対し、決算額ゼロ円であります。 収益的支出においては、第1款事業費用予算額10億9,610万4,000円に対し、決算額10億9,598万232円で、不用額12万3,768円となりました。内訳としては、第1項医業費用予算額7億9,715万7,000円に対し、決算額7億9,704万4,248円、第2項医業外費用予算額2億9,894万4,000円に対し、決算額2億9,893万5,984円、第3項特別損失予算額2,000円及び第4項予備費予算額1,000円は、決算額ゼロ円であります。 資本的収入においては、第1款資本的収入予算額2億4,349万6,000円に対し、決算額2億4,349万4,772円で、1,228円の減となりました。内訳としては、第1項出資金予算額1億3,360万円に対し、決算額1億3,359万9,154円、第2項他会計負担金予算額1億989万6,000円に対し、決算額1億989万5,618円であります。 資本的支出においては、第1款資本的支出予算額2億4,349万6,000円に対し、決算額2億4,349万4,772円で、不用額1,228円となりました。内訳としては、第1項建設改良費予算額1,000円に対し、決算額ゼロ円、第2項企業債償還金予算額2億4,349万5,000円に対し、決算額2億4,349万4,772円であります。 一時借入金につきましては、限度額1億円に対し、期間中における借入れはありませんでした。また、当年度純損失は3億256万5,231円となり、累計で34億2,492万8,004円となりました。 また、患者数につきましては、13ページに記載してございますが、入院患者数で計画6万6,150人に対し、6万4,809人で1,341人の減となり、外来患者数では計画12万254人に対し、12万19人で235人の減となってございます。 以上が令和元年度北秋田市病院事業会計決算の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第40「認定第22号、令和元年度北秋田市水道事業会計決算の認定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 水道局長。 ◎建設部長兼水道局長(浅村武則) (建設部長兼水道局長 浅村 武則君登壇) 認定第22号、令和元年度北秋田市水道事業会計決算の認定について。 地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき、令和元年度北秋田市水道事業会計決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 概要につきましては、決算報告書の2ページをご覧いただきたいと思います。 令和元年度北秋田市水道事業会計決算の概要でございます。 業務予定量及び実績については、給水予定件数1万2,741件に対し、1万2,988件の実績、年間総給水予定量311万8,660立方メートルに対し、314万5,831立方メートルの実績となりました。主要な建設改良事業としては、新鷹巣浄水場建設工事、七座浄水場更新工事、配水管移設工事、給水取出し工事等を実施しております。 経理については、収益的収入の第1款水道事業収益決算額は8億3,273万4,566円となり、収益的支出の第1款水道事業費用決算額は9億3,197万5,897円となっております。また、資本的収入の第1款資本的収入決算額は11億4,199万4,544円となり、資本的支出の第1款資本的支出決算額は13億5,500万8,380円となりました。 議会の議決を経なければ流用できない経費中、職員給与費は予算額8,118万1,000円に対し、決算額は7,959万654円。交際費は予算額10万円に対し、執行がございませんでした。 棚卸資産購入については、購入限度額2,562万5,000円に対し、購入累計額が1,882万2,565円となりました。 当年度未処分利益剰余金は10億3,122万4,678円となり、その内訳は、当年度純損失1億8,178万5,160円、繰越利益剰余金10億3,814万6,490円、その他未処分利益剰余金変動額1億7,486万3,348円であります。同未処分利益剰余金の処分については、令和元年度北秋田市水道事業剰余金処分計算書(案)のとおり、うち688万2,530円を組入資本金に組み入れるものです。 以上が令和元年度北秋田市水道事業会計決算の概要でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、日程第41「認定第23号、令和元年度北秋田市周辺衛生施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 市民生活部長。 ◎市民生活部長(小松正彦) (市民生活部長 小松 正彦君登壇) ご説明申し上げます。 認定第23号、令和元年度北秋田市周辺衛生施設組合一般会計歳入歳出決算の認定について。 地方自治法第233条第3項の規定に基づき、令和元年度北秋田市周辺衛生施設組合一般会計歳入歳出決算を別紙監査委員の意見をつけて議会の認定に付する。 令和2年9月10日提出。北秋田市長 津谷 永光。 本案件は、令和2年3月31日をもって解散した北秋田市周辺衛生施設組合の決算でございますが、解散後の事務を当市が承継することになったことから、地方自治法施行例第5条の規定により、当市において監査委員の審査に付し、その意見をつけて議会の認定に付すものとなります。 なお、決算の内容については、添付の決算書のとおりでございますが、歳入歳出差引額6,015万5,168円及び財政調整基金1億3,907万8,651円につきましては、当該組合に係る令和2年度支払い分、これは非常勤職員の社会保険料等でございますが、その支払いの後、当初予算及び6月補正予算で計上しております衛生センター解体撤去事業基金に積立てをしております。 以上、ご審議くださいますようよろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  次に、本決算については、監査委員の意見書が提出されておりますので、代表監査委員より説明を求めます。 中川代表監査委員。 ◎代表監査委員(中川真一) (代表監査委員 中川 真一君登壇) 初めに、一般会計・特別会計歳入歳出決算審査意見書ご覧ください。1番厚いものです。 地方自治法の規定により審査に付された令和元年度一般会計・特別会計決算及び基金運用状況について審査しましたので、その結果について報告します。 1ページをお開きください。 審査の対象は、令和元年度一般会計歳入歳出決算及び国民健康保険特別会計以下、19の特別会計歳入歳出決算であります。 2ページをお開きください。 審査の結果は、各会計歳入歳出決算書及び決算附属書類は関係法令に準拠して作成されており、その計数は関係諸帳簿とその他証書類を照合した結果、誤りのないものと認められました。各基金についても計数は正確であり、運用等は適正に行われていると認められました。 この意見書には、審査の過程で入手した決算と財政状況に関する情報などについて表やグラフに示し、あるいは文章にして様々に記述しています。市政に関係されている方々、あるいは市政に関心を持たれている方々の一人一人が財政の状況を理解し、どうすればいいのか、どうしなければならないのかと問いただしてみることは、今後の市政を左右する重要なことではないかと思っています。この意見書が、そうした方々が市政の改善に資する行動を起こす際の参考になれば幸いであります。 なお、意見書中、年度間の比較について変則的な部分がございますので、あらかじめ説明させていただきます。 8ページから11ページの普通会計における決算状況、63ページの資料2、それから66ページから68ページの資料4、資料5、資料6、以上は財政状況を分析する資料でございます。これらの当年度数値と比較する過年度数値には、前年度のほかに、変則的ですが平成27年度を採用することといたしました。当市の財政状況は、平成27年度を底に、平成28年度、平成29年度、平成30年度と連続して悪化しており、当年度決算の内容を理解し、財政改善の方策を探るためには、悪化する前の平成27年度との比較が有効な手段と判断したものです。 さて、当年度決算について、経常収支比率などの主な財政指標を見ますと、前年度と比較しておおむね横ばいの数値となっています。当年度決算の印象を端的に言えば、好ましからざる水準ではあるものの、急激な悪化傾向にはブレーキがかけられたであります。 ずっと飛びますが、71ページの「むすび」をお開きください。 前年度と同様に、7項目を設けて詳細に記述いたしました。少し長いですが、熟読をお願いしたいと思います。 この場では、75ページからの「継続的な行財政全般の見直しについて」に絞り込んで報告いたします。 76ページをお開きください。 「主な決算額の人口1人当たり順位(秋田県内13市比較)」という表をご覧いただきたいと思います。 歳出の削減対象を探る手がかりになればと思い、総務省のホームページに公開されている平成30年度決算カードを元資料に、人口1人当たりを切り口として作成したものです。 なお、数字に誤りがありますので、訂正をお願いいたします。1番右側の北秋田市の人口1人当たり決算額の列になります。上から2行目の79という数字を91に訂正してください。 さて、この表を眺めますと、当市の順位が3位以内の費目がたくさんあります。人件費1位、公債費3位、義務的経費の小計1位、物件費2位、繰出金1位、投資的経費2位、歳出合計2位であります。市政の運営に当たっては自治体ごとに様々に事情が異なり、数字だけでは単純に比較できない要素はもちろんありますが、それにしても上位の費目がずらりと並んでいます。 歳出合計に着目すると、当市の歳出合計は74万8,000円です。このページの1番下から2行目のなお書きのところに、県内13市平均の歳出合計53万3,000円とあります。74万8,000円と53万3,000円の差は、人口1人当たり21万5,000円です。平成30年度の当市の人口3万2,216人を掛け合わせると69億円になります。人口1人当たりという切り口で比較したならば、当市の決算額は、13市平均よりも金額にして69億円、率にして40%も多いということであります。 信じ難い数字でありますから、どの費目がどのくらい多いのか調べてみました。これからお話しする数字は意見書の提出後に調べたことですので、ここには載っておりません。メモをお願いいたします。 金額の多い順に次のとおりです。 ①物件費14億円、プラス63%、②投資的経費13億円、プラス59%、③人件費13億円、プラス51%、④繰出金11億円、プラス63%、⑤公債費9億円、プラス46%などとなっています。 また、合併以降の年度間の推移を調べてみると、合併直後の平成16年度末の人口は4万789人で、決算額は220億円でした。人口1人当たりでは53万9,000円となります。これは、13市平均の53万3,000円とほぼ同じ水準です。一方、直近の当年度末の人口は3万1,475人で、決算額は243億円です。人口1人当たりでは77万3,000円と前年度からさらに増加しており、13市平均と比較すると、率にしてプラス45%となっています。 数字は客観的に姿を表します。これらの数字を見れば、当市の財政の姿は相当な肥満体であることが一目瞭然です。この現実をはっきりと自覚し、好ましからざる水準から好ましい水準に戻さなければなりません。削減の対象は至るところにあると思われます。 最後に、77ページの文章を要約して報告のまとめといたします。 当年度の決算は、経常収支比率が落ち着いたとはいえ、前年度と比較すると、地方債現在高は普通会計ベースで4億4,900万円増加し、主要3基金現在高は10億6,600万円減少している。また、財政健全化法の健全化判断指標でもある将来負担比率は74.2%と15.7ポイント悪化しており、財政状況が改善に向かっている兆しは見当たらない。平成29年度、平成30年度の決算審査では厳しい意見を述べてきたが、今回の決算審査を終えての意見も、これまでの意見と変わるところはない。合併以降のこれまでの経験を検証し、歳出削減水準の目標を設定し、その公表を急がれたい。そして、市長を先頭に全庁を上げた例外や聖域のない事務事業の改善改革に、全職員で取り組むことを期待するものである。 次に、公営企業会計決算審査意見書をご覧いただきたいと思います。 1ページをお開きください。 審査の対象は、令和元年度水道事業会計決算及び病院事業会計決算です。 審査の結果は、各事業の決算書類及び附属書類は適正に作成及び表示されており、計数についても、それぞれの関係諸帳簿及び証拠書類と照合した結果、いずれも正確であると認められました。 審査結果の総括については、会計ごとに巻末の「むすび」に記述しました。 初めに、水道事業です。 2ページをお開きください。 水道事業は、従前より地方公営企業法が適用されていた鷹巣上水道に、平成30年度には森吉合川統合簡易水道及び川口・小ヶ田簡易水道が経営統合され、令和元年度には鷹巣地区及び阿仁地区の簡易水道事業が経営統合されました。 これにより、本水道事業会計は市内の全ての水道事業を包含する会計となりました。 2ページから15ページまでには、業務量や決算数値等が、平成29年度、平成30年度、令和元年度と3年分並べて示されておりますが、全ての数値が経営統合によって劇的に変化しています。したがって、前年度数値との比較はセグメント別に行わなければ意味をなしません。決算書の最後のページに、セグメント情報の開示として営業収益等の情報が開示されていますが、今回の決算審査に当たっては、この意見書の3ページの有収率や給水原価、4ページ以降の収支決算に関する各数値などに関しても、より詳細なセグメント情報の開示を求めて審査を行っており、意見書にも主要な項目にはセグメント別の数値を表示するようにしました。 16ページからの「むすび」をお開きください。 既にお目通しいただいていることと思いますので、簡潔に17ページの上から4行の部分を朗読し、報告のまとめといたします。 「2年連続の経営統合などの煩雑な環境下にあって、当年度決算では、有収率や給水原価の改善が数字になって表れ、経営成績においても、経常収益ベースでは前年度と比較して大きな改善が認められる。これらの結果は、経営改善の取組が導いた成果として高く評価できるものである。」 次に、病院事業です。 最後のページ、26ページをお開きください。 初めに、字句の訂正をお願いいたします。1番下の行でございます。「関係各位の研鑽と実績の積み重ね」とありますが、この「実績」の部分を「実践」に訂正してください。度々の訂正で申し訳ございません。 さて、7行目に記載のとおり、当年度の一般会計実質負担額は6億1,261万9,000円でありました。出し入れの内訳は記載がございませんので、この場で報告いたします。 一般会計から受け入れた収入額が7億9,477万5,000円です。また、一般会計に返納した支出額が1億8,215万6,000円となっています。前年度の実負担額は5億806万3,000円でありましたので、当年度実負担額は、前年度より1億455万6,000円増加しています。この要因は、指定管理料です。前年度分精算額が6,254万3,000円減少し、当年度分は4,705万円増加しています。 病院事業会計の経営成績は、よくもあしくも指定管理者の収益に連動する仕組みになっています。したがって、経営改善のためには指定管理者の医業収益の増加が絶対条件であり、病院が提供する様々なサービスに対する市民の満足度を向上させることが重要と考えます。市民視線を評価基準の中心に据えて、関係各位が研鑽と実践の積み重ねに精進されることを要望し、決算審査の報告といたします。 次に、北秋田市周辺衛生施設組合の決算審査意見書をご覧ください。 1ページをお開きください。 この決算審査は、北秋田市周辺衛生施設組合が令和2年3月31日をもって解散したことに伴い、同日で収支を打ち切った令和元年度北秋田市周辺衛生施設組合一般会計決算について、法の規定に基づき、解散後の事務を承継した北秋田市長から北秋田市監査委員の審査に付されたものであります。 審査の結果は、決算書類及び附属書類は適正に作成されており、その計数は関係諸帳簿及び証拠書類と照合した結果、誤りのないものと認められました。 以上をもちまして、認定第1号から第23号までに関連する決算審査の結果報告といたします。 ○議長(黒澤芳彦)  これより昼食のため、1時25分まで休憩いたします。 質問は昼食後になります。   (休憩)                    (12時22分) ○議長(黒澤芳彦)  休憩以前に引き続き会議を再開いたします。   (再開)                    (13時24分) ○議長(黒澤芳彦)  これより質疑を行います。 初めに、認定第1号、令和元年度北秋田市一般会計歳入歳出決算の認定についてから、認定第20号、令和元年度北秋田市大阿仁財産区特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの20件について質疑を行います。 あらかじめ申し上げますが、本件については決算特別委員会を設置して付託する予定であります。したがいまして、細部にわたらぬよう大綱にとどめていただきたいと思います。 それでは、これより本件に対する質疑を行いますが、認定番号を特定してお願いいたします。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、認定第21号、令和元年度北秋田市病院事業会計決算の認定についてに対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、認定第22号、令和元年度北秋田市水道事業会計決算の認定についてに対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 次に、認定第23号、令和元年度北秋田市周辺衛生施設組合一般会計歳入歳出決算の認定についてに対する大綱質疑を行います。 質疑ございませんか。   (「なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております認定第1号については、9名をもって構成する一般会計決算特別委員会、認定第2号から認定第23号までの22件については、9名をもって構成する特別・企業会計決算特別委員会を設置し、これに付託したいと思いますが、ご異議ございませんか。   (「異議なし」の声) ○議長(黒澤芳彦)  ご異議なしと認めます。 よって、認定第1号から認定第23号までの23件については、それぞれ9名をもって構成する一般会計決算特別委員会並びに特別・企業会計決算特別委員会を設置し、これに付託することに決定いたしました。 それでは、ただいま設置されました一般会計決算特別委員会並びに特別・企業会計決算特別委員会の委員の選任を行います。 これから各常任委員会での委員の選任をお願いしたいと思います。 なお、選任された委員の調整は、会派を考慮して議会運営委員会で行いたいと思いますので、よろしくお願いします。 それでは、暫時休憩いたします。   (休憩)                    (13時30分) ○議長(黒澤芳彦)  それでは、再開いたします。   (再開)                    (13時42分) ○議長(黒澤芳彦)  先ほど決定されました一般会計決算特別委員会並びに特別・企業会計決算特別委員会については、休憩中にそれぞれの常任委員会で委員の選任を行い、議会運営委員会で調整していただきました。 それでは、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◆議会運営委員長(小笠原寿) (議会運営委員長 小笠原 寿君登壇) それでは、各常任委員会から選出されました一般会計決算特別委員会並びに特別・企業会計決算特別委員会の委員について、議会運営委員会で調整した結果を報告いたします。 一般会計決算特別委員会の委員には、総務文教常任委員会から三浦 倫美議員、佐藤 光子議員、佐藤 重光議員、そして私、小笠原 寿でございます。市民福祉常任委員会から杉渕 一弘議員、福岡 由巳議員、産業建設常任委員会から、松尾 秀一議員、長崎 克彦議員、松橋  隆議員、以上9名であります。 特別・企業会計決算特別委員会の委員には、総務文教常任委員会から山田 博康議員、武田 浩人議員、大森 光信議員、市民福祉常任委員会からは久留嶋範子議員、佐藤 文信議員、中嶋 洋子議員、産業建設常任委員会からは虻川  敬議員、板垣  淳議員、堀部  壽議員、以上9名であります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  ただいまの議会運営委員長の報告のとおり、一般会計決算特別委員会並びに特別・企業会計決算特別委員会の委員として、議長より指名いたします。 次に、第1回目の一般会計決算特別委員会並びに特別・企業会計決算特別委員会を開催し、委員長、副委員長の互選をしていただきたいと思います。 暫時休憩いたします。   (休憩)                    (13時45分) ○議長(黒澤芳彦)  それでは、再開いたします。   (再開)                    (14時04分) ○議長(黒澤芳彦)  一般会計決算特別委員会並びに特別・企業会計決算特別委員会の委員長、副委員長が選任されましたので、報告いたします。 一般会計決算特別委員会の委員長に杉渕 一弘議員、副委員長に三浦 倫美議員、特別・企業会計決算特別委員会の委員長に中嶋 洋子議員、副委員長に虻川  敬議員であります。 よろしくお願いいたします。 ○議長(黒澤芳彦)  以上で本日の日程は全て終了いたしました。 本日はこれをもって散会いたします。 ご苦労さまでございました。   (散会)                    (14時05分)...